常盤台教会お道開きへ出発

9月のお朔日を迎え、お広前では東京助け祭 報徳祭が執り行われました。

常盤台教会にとって、9月1日は縁の深い日です。今年で98年を迎える関東大震災の日であります。

泉尾教会大恩師親先生が、「東京助け」を願われた日=常盤台教会お道開き発願の日であります。毎年この日に「東京助け祭」をお仕えさせていただき、お道開きの精神をいただき直し、常盤台教会お道開きの三霊神さま(三宅歳雄大人・三宅ツ子媛・三宅龍雄大人)をはじめ、常盤台お道開き功労者のご遺徳を称えております。二月十一日は御神願祭=お道開きの日であります。九月朔日は東京助け祭=お道開き発願の日です。この両日を「お道開きの表と裏の日」といただいております。

関東大震災直後の阿鼻叫喚の中、大恩師親先生は「東京助け」を願われました。その願いは、今もなおこの常盤台のお広前に生き続けております。しかし、その願いを受け継ぎ表わせているかというと、申し訳ない限りであります。どれだけ「東京助け」の願いを分からせてもらい、取り組んでいるかと思うと、お詫びしか言葉が出てきません。そんな中でも、神さまは一生懸命私を励ましてくださいます。たくさんの難儀な氏子が助けられております。もったいないことです。そこに甘んじることなく、人が助かる広前となるために、私自身が神さまに使い切っていただく他ないのです。私自身の一新、常盤台教会の一新という裏付けがあって、お道開き六十年をお迎えできるのです。

容易なことではないと思っているのは、自分だけです。難しいと腕組みしているのは、私だけです。神さまはどんなことでも、もろ手を挙げて私たちを受け入れてくださり、助かりの道へと導いてくださいます。

祭典と教話の様子は、YOUTUBEにてライブ配信されました。

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