奉祝教祖生誕200年 よろこびを現そう 神人の道を開く千日願

新年をお迎えして

三宅道人教会長平成26年、立教155年、教祖金光大神さまご生誕200年、お道開き51年、明けましておめでとうございます。
共々におかげをいただき、ありがたく新年をお迎えさせていただけましたことは、まことに勿体ないことであります。
昨年お迎えしたお道開き50年のお年柄には、神さまの過分のお働きをいただき、願い以上のおかげをいただいた、感慨深い1年でありました。また、神さまの思し召しをいただき、新たに御礼の千日行願にも勢を揃えて取り組ませていただいております。そういう意味では、お道開き五十年年は、まだ終わっていない、志半ばなのであります。
東日本大震災・大海嘯から3年を迎えます。今も多くの方が避難生活を送られています。福島第一原発事故は、未だ深刻な事態が続いています。被災した方々の心を大切にしつつ、支援を続けてまいりたいと思います。

よろこび

今年の信行テーマは、「奉祝教祖生誕200年 よろこびを現そう」であります。教祖さまは、200年前のちょうど9月28日がご本部生神金光大神大祭の第一日目ですので、ご生誕前日のご大祭とご生誕日に、皆さんと共に参拝のおかげをいただこうと思います。
「よろこび」の漢字は、いくつかあります。「喜・慶・悦・歓」辞書を引くと、それぞれ少しずつ意味が違います。漢字ではよろこびは、少なくとも四つ分けられるということです。よろこびの中身やよろこび方は、十人十色・千差万別であります。しかし、基本はひとつです。「生かされているいのち」のよろこびであります。
「現そう」としたのは、生かされ生きている私であると、分かっているだけではいけないということです。どんなに理解していても、口を開ければ不足や文句ばかり聞こえてきたり、ふて腐れた態度の日常では、とてもよろこびを現しているとは思えません。現すことによって、他者に伝わっていくのです。金光大神さまがお示しになられた「天地の道理に基づいた生き方」を進めると、いのちのよろこびが沸いてきます。それをそのまま現していけばよいのです。
「日に日に生きるが信心である」のみ教え通りに、日々の生活が信心になることが問われてきます。このことが容易ではないと考える人は多いはずです。しかし、私自身も、何十年何代目という信心の方も、入信何ヶ月目の方も、この信行をさせていただいている修行の身なのです。
至らない、足りないながらも気づかせていただけたこと、心動かされたことをよろこんで現し、真の心で伝えていくことが大切なのであります。
家庭や職場で、実意丁寧な生き方を現すことも、その姿を見て「あの人のような生き方がしてみたい」と思う方も出てきます。心が苦しく、悩んでいる人にただ寄り添うこと、お道の本をすすめること…常平生のあらゆる場面で、人によって、状況によって、よろこびを現し、伝える手段は無数にあります。

千日の行願

天台宗 比叡山延暦寺の厳しい行である「千日回峰行」は、7年かけて満行となります。この行の最初の7700日間は、自分のために行じます。(自力行)そして、「堂入り」の難行の後、生きた不動明王となって、残りの期間を人々の救済のための行をされるのだそうです。(衆生救済の化他行)
私たちの千日行願は、回峰行と同じ行だということは畏れ多く、憚れます。しかし、この行の精神をいただきたいと思います。今、御礼の千日行願300日を過ぎたところですが、あと400日でしっかりと自分の信心の基盤を作る、すなわち、和賀心の神に目覚めるご修行をさせていただきましょう。そして、いよいよ700日から結願の300日間は、他者のための行願に取り組むのです。神人のお道を開く「お道開き」であります。
「堂入り」は決死の覚悟で臨むのだそうです。私は、人ひとり助けるために、賜ったいのちを100%輝かせ、神さまと共に行願に取り組ませていただきます。
一人でも多くの方に、よろこびを現し、このお道によって助けられ、生きがいのある幸せな生活を送っていただける一年となることを念願しております。

【三宅道人】
ル・ポン478号いのちの言葉より

*金光教常盤台教会 信徒会報「ル・ポン」は、毎月1回発行されています。”教会とあなたと私をつなぐ”架け橋となる冊子です。

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